ご挨拶
おかやまバイオマス化学研究所の岡田です。
これまで岡山県のグリーンバイオマスプロジェクトに参画して、木質系バイオマスの利活用技術の開発に関する研究を行ってきました。この度これまでの研究成果の製品開発を行い、持続可能な社会形成に寄与したいという思いからおかやまバイオマス化学研究所を立ち上げました。開発した製品はリグノセルロースナノファイバー(LCNF)を原料にした樹脂用難燃剤です。
近年、自動車等に搭載される電気機器、電子機器の高性能化に伴い、機器に使用されるプラスチック化率が増加しており使用者保護の観点から環境負荷が低く、高度な難燃性を兼ね備えたプラスチック製品の開発が求められています。
本事業では、樹脂補強性を維持した状態で難燃性を有するバイオマス由来材料の開発を目標として、リグノセルロースナノファイバー(LCNF)に難燃性元素を直接に化学修飾により導入した難燃性リグノセルロース誘導体の開発を行いました。
従来の石油系の樹脂用難燃剤は難燃性を満たすために樹脂に20%〜30%量で添加されています。このために樹脂の強度が低下する、難燃剤が製品の表面に浸み出すなどの問題が指摘されています。バイオマス由来でありこれらの課題を解決できる製品でこれまでにない新規難燃剤で現在特許出願中です。
ご興味があればご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
事業の経営理念・ビジョン
木質系バイオマスを利用した環境調和型の製品を作り、持続可能なよりよい社会形成に貢献します。
事業概要
当社は、木質バイオマスをテーマに以下の3つの事業に取り組みます
1.木質系バイオマスを利用した環境調和型の製品の研究、開発、生産、販売ならびに技術供与
2.木質バイオマスに関する知的財産権の取得、コンサルティング並びに管理運用
3.上記各号に付帯関連する一切の事業
研究者紹介
※ただいま作成中です。完成までお待ちください